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REPORT

レポート

第2回 キング・オブ・ザ・キッズ

2023年4月29日(土)

第2回を迎えた「キング・オブ・ザ・キッズ」。今大会のレフェリーは"シュシャ"ホブソン・タンノ先生(カルぺディエム深川)とディエゴ・エンリケ先生(カルぺディエム三田)に務めていただきました。


回を重ねるごとに国際色豊かになっており、柔術を通しての国際コミュニケーションの輪が広がりつつあります。今大会は17アカデミーからご参加。



まずは今大会のMVP賞、敢闘賞、チームポイント賞のご報告から!


▼ MVP賞:小林 ジョアオ選手
今大会のMVP賞は小林 ジョアオ選手(CHECKMAT JAPAN)。2週間前に開催された「コパブルテリア・ジュニア2023」でも見事優勝し大きなインパクトを残しました。


一回戦の相手は木村 明蓮選手(ジャンプファイトクラブ)。木村選手は灰帯での挑戦となりますが、優勝候補と目されるほどの勢いがあります。


序盤ダブルガードの攻防から木村選手が立ち上がり、ジョアオ選手のクローズからの十字絞めをうまく脱し、得意のパスガードで果敢にアタック!


ジョアオ選手は巧みなガードワークでパスを許さず、逆に豪快な巴スイープを炸裂させます。最後はバックからの腕十字固めでフィニッシュ!


ジョアオ選手のキメの強さが際立つ試合となりましたが、見せ場を作った木村選手も評価されるべき。次回は同階級での試合も見てみたいところです。


決勝戦の相手は安田 凜太朗選手(BJA NOBUSHI)。両者これまで2度対戦しており1勝1敗。

安田選手は遠目からの飛び込みパスを狙い、ジョアオ選手が巧みにガードする展開が続く。動きの多い肉薄した攻防に会場はヒートアップ。

しかしジョアオ選手の豪快な巴スイープがまたしても炸裂し、試合が大きく動きます。

立ち上がった安田選手は再びパスを狙うも、ジョアオ選手は巧くかいくぐります。

バックポジション奪取に成功したジョアオ選手は、そのままバックチョークに移行。

試合終了まであと12秒、しばらく耐えていた安田選手ですが、たまらずタップアウト!

素晴らしい試合内容に惜しみない拍手が!今大会のメインを見事にシメてくれました。今後が非常に期待される選手です。

ティーン3|黄帯|ヘビー級(-69.00kg/4分)
【優勝】小林 ジョアオ(CHECKMAT JAPAN)
【準優勝】安田 凜太朗(BJA NOBUSHI)
【3位】木村 明蓮(ジャンプファイトクラブ)

「第2回 キング・オブ・ザ・キッズ」特別賞
【MVP賞】小林 ジョアオ(CHECKMAT JAPAN)


▼ 敢闘賞:木村 登翔選手
今大会の敢闘賞は木村 登翔選手(ジャンプファイトクラブ)。ほぼ全員が優勝経験者のハイレベルなトーナメントで、全試合一本勝ちで見事優勝!

一回戦は「KOK1」「天皇誕生日杯」で優勝している笠原 航選手(PATO STUDIO)に、ラスト30秒で腕十字固めで一本勝ち!


決勝戦は、同じく「KOK1」「天皇誕生日杯」で優勝している高橋 勘輔選手(SORA BJJ)に、またしても腕十字固めで一本勝ち。まさにキッズ腕十字マスター!


ジュニア2|灰帯|ミドル級(-42.30kg/4分)
【優勝】木村 登翔(ジャンプファイトクラブ)
【準優勝】高橋 勘輔(SORA BJJ)
【3位】笠原 航(PATO STUDIO)

「第2回 キング・オブ・ザ・キッズ」特別賞
【敢闘賞】木村 登翔(ジャンプファイトクラブ)



▼ チームポイント賞
「第2回 キング・オブ・ザ・キッズ」チームポイント
【優勝】BJA NOBUSHI(68P)
【準優勝】マッハ道場(45P)
【3位】CHECKMAT JAPAN(33P)
(4位 パラエストラ小岩、5位 カルペディエム、6位 リバーサルジム川口リディプス)




引き続き、注目試合のレポートとなります!


▼ ジュニア3|黄帯|ライト級(-44.30kg/4分)
【優勝】白石 凌一(BJA NOBUSHI)
【準優勝】高橋 侑宇(リバーサルジム川口リディプス)
黄帯ジュニアの実力者同士の試合。「KOK1」決勝の再戦で、前回は高橋選手の勝利でしたが、今回は白石選手が勝利!


▼ ジュニア3|黄帯|ライト級(-44.30kg/4分)
【優勝】表 悠真(マッハ道場)
【準優勝】江原 藍(BJA NOBUSHI)
【3位】深井 琥次郎(BJA NOBUSHI)
表選手は灰帯ながら帯を上げてエントリー。深井選手、江原選手を破り見事優勝!


▼ ジュニア1|灰帯|ライトフェザー級(-30.20kg/4分)
【優勝】青木 真之亜(CARPE DIEM JIYUGAOKA)
【準優勝】岩田 芯作(ALMA FIGHT GYM BASE)
灰帯ジュニアの実力者 青木選手が、北海道から参戦の岩田選手に三角アームロックで一本勝ち!

▼ ジュニア1|灰帯|フェザー級(-33.20kg/4分)
【優勝】加藤 千颯(パラエストラ小岩)
【準優勝】笛田 京翼(佛生舘道場)
灰帯ジュニアの優勝者同士の試合。目まぐるしい展開のなか、笛田選手を抑え加藤選手が見事優勝!

▼ ジュニア3|白帯|ライトフェザー級(-36.20kg/4分)
【優勝】槇田 想(高本道場)
【準優勝】北村 璃希(デラヒーバジャパン山梨)
【3位】長岡 悠央(SORA BJJ)
槇田選手はKOK大会負けなし。前回ガールズ杯に続き、今大会では男子カテゴリで北村選手に勝利し見事優勝!

▼ ジュニア1|白帯|ライト級(-36.20kg/4分)
【優勝】小林 ペドロ(CHECKMAT JAPAN)
【準優勝】伊藤 カイキ(CHECKMAT JAPAN)
【3位】大野 稜真(ジャンプファイトクラブ)
今大会はCHECKMAT JAPANが大活躍!小林選手と伊藤選手が怒涛のワンツーフィニッシュ。

▼ ジュニア1|白帯|スーパーヘビー級(-48.30kg/4分)
【優勝】石川 デリック(CHECKMAT JAPAN)
【準優勝】金田 龍樹(BJA NOBUSHI)
【3位】市川 龍(ジャンプファイトクラブ)
白帯スーパーヘビー級で群を抜いた強さを発揮した石川選手。最後は金田選手に腕十字固めで優勝!

▼ ピーウィー3|白帯|ライト級(-33.20kg/3分)
【優勝】内藤 優佑(SORA BJJ)
【準優勝】長尾 結太朗(IGLOO)
【3位】木戸秋 絢士(ジャンプファイトクラブ)
内藤選手はポジショニングで長尾選手を圧倒し、KOK大会3連続優勝を達成!

▼ ピーウィー2|白帯|ライト級(-30.20kg/3分)
【優勝】華 佑麟(パラエストラCNW)
【準優勝】音丸 茂文(リバーサルジム川口リディプス)
華選手はKOK大会で負けなし。弾丸タックルからのパスガードで音丸選手に勝利し優勝!

▼ マイティーマイト3|白帯|ライト級(-25.00kg/2分)
【優勝】谷口 岳(パラエストラCNW)
【準優勝】室谷 春輝(ALMA FIGHT GYM BASE)
【3位】神田 空汰(パラエストラ小岩)
谷口選手もKOK大会で負けなし。最後は鮮やかな腕十字固めで室谷選手から一本勝ち!


もちろん上記で取り上げた以外にも好試合が沢山あり、すべてを取り上げることができないのが心苦しい限りですが、今後できるだけ多くの試合を取り上げて参りたいと思います。

今後ともKOKを何卒よろしくお願いいたします。

[レポート:松村]